※モニタリングポストは、空間放射線量を測定します。一般的な線量率測定用のサーベイメータ、電子式線量計、福島県内に設置しているリアルタイム線量測定システム（福島事故後に福島県及び隣接県に設置し、空間線量率を測定するシステム。固定観測局（リアルタイム線量測定システム（福島調査用）及び固定観測局（福島及び隣接調査用）が該当。）等は、1 cm線量当量率µSv/h（マイクロシーベルト毎時）で評価します。
　一部のモニタリングポストは、空気吸収線量率µGy/h（マイクログレイ毎時）で測定しますが、本ウェブサイト上では、1 µGy/h（マイクログレイ毎時）=1 µSv/h（マイクロシーベルト毎時）と換算して、実効線量率を表示しています。（測定単位はポスト情報の「測定値情報」にグレイまたはシーベルトで記載しています。）
　実効線量と1 cm線量当量の単位は、どちらもµSv（マイクロシーベルト）ですが、一般的に1 cm線量当量は 実効線量より高めの値となります。

※緊急時用のモニタリングポストには、原子力災害時の防護措置の判断に活用するため、比較的高い線量を測定する機器があり、平常時のような低いレベルの空間放射線量率を測定する際には測定値のばらつきが大きくなります。【高線量用MP一覧を御覧ください。】
　また、モニタリングポストの点検時には平常時とは異なるデータが表示されることがあります。【MP点検のお知らせを御覧ください。】

※大気モニタは、空気中の放射性物質の濃度（Bq/m³）を測定します。平常時は測定を休止しているため、表示はありません。緊急時には、施設の状況に応じて、緊急時モニタリング実施計画に基づき、測定を開始します。
※モニタリングカーは、原子力災害時に走行しながら空気中の放射線量を測定します。地図上では連続する小円で表示されます。平常時は測定を休止しているため、表示はありません。
※本ウェブサイトには福島県及び全国に増設されたモニタリングポストに加え、原子力施設周辺の モニタリングポストの測定結果が表示されます。詳細については 「こちら」を参照してください。

※環境放射能水準調査により、原則、平成23年3月11日以前から47都道府県に1基ずつ設置されているモニタリングポストにおける過去の平常値の範囲はこちらを参照してください。

※モニタリングポストに設置された放射線測定器には、その種類に応じて測定可能な範囲があります。
　測定範囲の上限値を超えた場合や下限値を下回った場合を、「精度保証外」と呼びます。
　測定値が精度保証外の場合は、グラフではプロットされません。

※可搬型モニタリングポスト及びリアルタイム線量測定システムについては、冬季期間中、天候（降雪等）の影響により欠測する場合があります。